全国商工会議所女性会連合会 拡大理事会
- 場 所
- 仙台国際ホテル、女川町(エキスカーション)
- 参加者
- 3名
平成23年3月11日に発生した東日本大震災、甚大な津波被害を受けた女川町。「とりもどそう 笑顔あふれる女川町」をスローガンに復興計画が進められる中、平成23年3月11日から5年の月日が経過した女川町を視察させて頂きました。海沿いのかつて漁業の栄えた街並みはすべてなくなりましたが、嵩上げ工事が進み、海が見える公園のまち「シーパルピア女川」を中心に街が少しずつ生まれてました。いざという時は、安全な高台へ向かう明確な避難路にもなるそうです。住民は、嵩上げされた地区で商売をし、住居は山の手にすべて移す形を取り入れ、着々と進んでましたがまだまだあちらこちらで大型トラックが嵩上げ用の土を運び、砂埃舞う途上でありました。東北女川町に、私たちは何ができるのか… 視察の中で買い物をして少しでもお役に立てる…それは一時の事でしかない気がします。では、何ができるのか…私たちにいつ襲うかも知れない大地震!この地震から女川町の人たちが感じた事、準備すべきこと、そしてまず命を守れば未来がある事を深く学習してその日の為に備える事が、私たちができることだと思いました。女川町は、これからも逃げずに海と共に生活をして生きてゆくんだと案内役の方がおっしゃってみえました。 (加瀬 由美子)